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【映画】仄暗い水の底から【ホラー】あらすじ、感想、ネタバレ

仄暗い水の底から」を視聴しました。有名な日本のホラー映画ですね。

映画情報

・監督…中田秀夫

・脚本…中村義洋、鈴木謙一

・原作…「浮遊する水」鈴木光司

・製作国…日本、2002年

・出演者…黒木瞳小日向文世菅野莉央水川あさみ

・音楽…川井憲次

 

 

あらすじ

離婚調停中で娘である郁子(いくこ)の親権を争っている淑美(よしみ)。生活を立て直すために二人はマンションへ引っ越します。しかし、引っ越した先のマンションは雨漏りがひどい、上の階の子どもの足音がよく響くなど困ることがありました。そのほかにも何か不穏なものを感じる淑美でした。

ある時、淑美は屋上で赤い子供用バッグを見つけます。落とし物としてマンションの管理人にバッグを届けますが、そのバッグは何度も二人の前に現れます。

そのバッグは、郁子と同じ幼稚園に通っていて行方不明になってた少女、河合美津子のものであることを知り…。

 

感想

日本のホラー映画の暗い雰囲気がよく表現されていると思います。これぞジャパニーズホラーって感じですね。びっくりさせにくるというよりはじんわり怖いみたいな感じが近いんじゃないでしょうか。びっくりしたらごめんなさい。最近の日本のホラー映画をそこまでたくさん見ているわけではないですが、なんか少し違うというか。やっぱり日本のホラーといえばこの感じだよなって思います。

人がどんどん死んでいくわけではないですし、ちょっと感動路線なの?って感じもあるのでホラーが苦手な人でも見られる作品ではないでしょうか。全然「呪怨」とかの方が怖いです。

王道の日本ホラーが見たい人にはおすすめの作品です。見て損はないですね。

 

もし「仄暗い水の底から」を見るならU-NEXTがおすすめです。私もこれで視聴しています。

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ネタバレあらすじ

離婚調停中で娘である郁子(いくこ)の親権を争っている淑美(よしみ)。生活を立て直すために二人はマンションへ引っ越します。しかし、引っ越した先のマンションは雨漏りがひどい、上の階の子どもの足音がよく響くなど困ることがありました。そのほかにも何か不穏なものを感じる淑美でした。

ある時、淑美は屋上で赤い子供用バッグを見つけます。落とし物としてマンションの管理人にバッグを届けますが、そのバッグは何度も二人の前に現れます。

そのバッグは、郁子と同じ幼稚園に通っていて行方不明になってた少女、河合美津子のものであることを知ります。美津子は、二人の上の階に住んでいて、行方不明になった時には同じバッグをかけていたのです。

郁子は独り言が増えたり、赤いバッグに囚われたようになります。淑美は不安を覚えます。

そして、郁子が幼稚園で熱を出し、さらに恐怖に駆られる淑美。部屋に郁子を寝かせていましたが、いつの間にか姿がなく、天井の雨漏りもひどくなっています。淑美が上の階にいくと水浸しでした。

 

精神的に不安定になった淑美は疑心暗鬼になり、調停でも怒鳴ってしまいます。調停後に弁護士の力を借り、マンションの水漏れトラブルなどを解決してもらいました。

もう大丈夫と思った淑美でしたが、屋上の貯水タンクで少女の姿を見たことを確かめるため、屋上へ向かいます。

その間に部屋の風呂から水が出始めます。郁子がそれを止めようとすると水の中に引き込まれてしまいます。

 

部屋へもどった淑美は、郁子を抱え、エレベーターで逃げ出します。その場を去ろうとしますが自宅の部屋のドアが開き、淑美を探す郁子の姿が。

恐る恐る自分が抱えている郁子に目をやると、それは腐敗した美津子でした。

郁子は淑美を助けようと近寄りますが、淑美が郁子を止めます。そして美津子と一緒に水の中へ消えていきました。

 

十年後、高校生になった郁子は偶然昔住んでいた近くに立ち寄ります。記憶を頼りに母と暮らしていたマンションに立ち寄ると、そこには別れた時と同じ母親の姿ありました。郁子は一緒に暮らしたいと訴えますが、何も言わず微笑む淑美。そして郁子の後ろには少女の影が。

振り返ると誰もおらず、母の姿も消えていました。

何かを感じた郁子はその場を去っていきます。